【MTG】GP香港2018に行ってきました【マネーフィニッシュ】
GP香港2018
結果:11-4
使用デッキ:写真のドレッジ

様々な理由でハードなグランプリだったが最終的にはマネーフィニッシュで終えることができた。トーナメント全体としても事前に用意した考えが上手くハマったりもしたので楽しかった。


■デッキ選択理由
グランプリへの参加を決めた後は概ね【ドレッジ】を使用するつもりで調整を進めた。
しかし25周年プロツアー直後、【アインワークス】【ヴリッジヴァイン】の台頭で墓地対策が意識して積まれるようになった。2~3枚ほどだった墓地対策が4~6枚が当然の時代に突入。【エルフ】からも黒力戦が飛んできたときはこの世の終わりを感じた。


一旦は【ドレッジ】の調整を止めて墓地に依存しないデッキを数個試したが、どれも感触は良くない。そもそも多様性の獣、モダンフォーマットにおいてベストデッキを模索するのは地獄だった。


グランプリ10日前くらいから再度調整を開始、墓地利用デッキは以前よりも数を減らし【人間】【バントスピリット】などのフェアデッキ中心のメタゲームが戻ってきていると感じた。【人間】とフェアデッキ全般に強い【ドレッジ】は使用する価値があると判断した。


■デッキ構築
概ねオーソドックスな【ドレッジ】だが以下の3点については時間をかけて調整を行った。

・メイン《暗黒波》2枚
【人間】と【バントスピリット】を意識してメイン2枚採用。
代わりに《燃焼》を減らした。
発掘カウントは一般的なドレッジに比べて多めの56発掘。
1マナのドローアクションが無かった場合でも、相手との噛み合い次第で即座に発掘を開始できる可能性が増えた。
安定して発掘を決めることを優先、発掘が連鎖すれば減らした《燃焼》も墓地に落ちてくれると考えた。

・メイン《集団的蛮行》0枚
《集団的蛮行》はメイン採用しているリストが増えたが不採用にした。
2マナのアクションにドローが絡んでいないのは遅すぎるように感じた。
何より平均キルターンがそこまで速くない【ドレッジ】のスピードを中途半端な対処札でさらに落とすのは避けたかった。

・サイドディッチャ6枚
このディッチャの枚数も比較的多め。
これは練習中に「1枚初手に欲しい」から「1ゲーム中に2枚引きたい」に意識が変わった結果である。
今となっては《自然の要求》ではなく《帰化》でもよかった気がしているが、対【ブリッジヴァイン】戦の黒力戦2枚貼りに対しても返すことができたので枚数的には正しいと思っている。


■最後に
少し長めの付き合いになっている【ドレッジ】とグランプリに行けたのは思い出になった。これはスタンダード、リミテッドのグランプリでは得られない感覚。何よりエキサイティングなゲームが多くて面白かった。酒も旨かった。これにつきる


おしまい







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